10/6NHK「おはよう日本」越前和紙の新しい世界
2011-10-06


<岡太神社・大瀧神社>紙漉きの技を伝えたとされる神様を祀った神社もあります。
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<杉原家内部>
この地域で500年以上続いてきた和紙問屋。杉原さんは19代目にあたります。
杉原さん:
「ちょうど昭和天皇が天皇陛下になられたのを記念して『御大典の儀』というのがありまして、いろんな儀式に使う紙を武生の駅までひいていった写真とかですね…」

越前和紙はその品質の高さから、お札や公文書などさまざまな分野で使われてきました。
今、力を入れているのは、海外向けのインテリア製品。ヨーロッパやアメリカなどで人気を集めています。
「去年の12月に展示会をしたときに、襖紙の技術を使って、もっと新しいインテリア向けの和紙を今盛んに提案しているところです」

この日、杉原さんは東京のタペストリー作りを依頼した職人をたずねました。
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<長田製紙所・工場内>
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長田和さん。襖紙が専門の職人です。代々受け継いできた技を活かし、下書きなしで模様を描いていきます。楮を溶かした液を注いで、和紙の微妙な光の透け具合を調整します。
「本業の襖紙の注文は、ゼロの月もある」
という長田さん、和紙の需要が落ち込む中、日本古来の技を伝えていこうと、タペストリー作りを引き受けました。
「本当は襖をやりたい、のが本音なんですけど…手で漉いた、人が漉いた、そういうものをしっかり後世に残していく。全部私達が責任持ってつなげていかないといけないな、と思ってるんです」

<タカシマヤ>
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